
大学時代に鎌倉周辺に住んでいましたが、近寄らず後悔しているサニー柴本です…
そんなこともありますよね?
とにかくお金がないんです。30代OL、日々怠けず働いているつもりです。特に忙しくもないのに、旅行に行けるお金がなく、11月に取得することになった夏休みという名の公休。
どこかで現実を忘れ、非日常を味わなければ心が限界です。交通費をかけずに、宿泊費をかけずに感じられる場所はどこか考えた末…。
そうだ!湘南だ!鎌倉だ!となったわけです。鎌倉は都内からのアクセス抜群なのに、紅葉と海をどちらも楽しめるなど、コスパ最強なのではないでしょうか。
今回は、低予算でも充実した湘南・鎌倉旅行ができるということを証明したいと思います。
Contents
湘南・鎌倉のモデルプラン
1日目:小倉通り→鶴岡八幡宮
2日目:江ノ島→鎌倉高校前→稲村ヶ崎
3日目:由比ヶ浜→高徳院→長谷寺→円覚寺→明月院→建長寺
1日目の旅程
宿は材木座に!
まずは拠点を決めるところから始めます。
インキャの私は湘南の海で楽しむ人種の人々に尋常でない憧れがあり、とにかく海が見える宿がいい!そして予算は学生レベルだぞ!と意気込んで検索したところ、ちょうどいいホテルが見つけることができました。
こちらのホテルは、鎌倉駅東口から徒歩15分。鶴岡八幡宮から由比ヶ浜まで延びる参道、若宮大路をまっすぐ歩きます。
海辺まで0分という謳い文句よろしく、材木座海岸に突き当たって左手に少し進んだところに宿あります。国道を挟んですぐ目の前が海というロケーション。鎌倉駅から徒歩20分程度で行けます。
材木座海岸 由比ヶ浜の東側に位置し、滑川を挟んで隣接。由比ヶ浜に比べぐっと落ち着きがあり、観光地というよりは地元の生活感が漂う穏やかエリア。
愛犬を散歩する人やサーファーなど、ゆったり過ごしたい人が多い。
湾の端にあるため比較的波が静かで、ウインドサーフィやSUPのメッカ
オーシャンビューの有無で料金が変わり、1名1泊(朝食付)6,600円(税込)〜。8㎡のコンパクトなロフトベッド客室。テレビ(42型)・冷蔵庫・アメニティ付き、バス・トイレは共用。カフェ併設のホステルで、朝食はテラス席で海を眺めながら楽しめます。

おしゃれなHPに惹かれて選んだのですが、開けた瞬間ベッドでした。部屋は新しくてテレビも大きく、景色重視のひとり旅には十分でした。近くに中〜高価格帯ほどのホテルもあったので、そちらを選択してもいいかもれません。
なんといってもこのロフトベッドに寝そべったら小窓から見えるオーシャンビュー。隠れ家で宝物を見つけているような感覚です。


適当探索とはいえど、ガイドブックを買ってしまいました。付属のマップに旅のおおまかなプランをざっくりとマークしていきます。
鶴岡八幡宮お参り・小町通り飲み
16時にゆったりとチェックインしてから、鎌倉駅に戻り、まずは鶴岡八幡宮にお参りすることにしました。平日だったのですが、小町通りはなかなかの人だかり。
鶴岡八幡宮に着くと若いカップルなど幅広い層の参拝客が多く、さすがの名所というところ。赤い鳥居が自然の中にどっしりと勇ましく構えています。


日も落ちてきてしまったので、さくっと食事をして宿でゆっくりしようと小町通りを探索。意外にも路地裏に渋めの居酒屋街を発見しました。
そういったお店は魅力的である反面、なかなか一見では入りずらく、右往左往してしまっていました。しかし、のんべいの旅行としては、やはり地元の人に愛される店で飲みたい。表通りからほど近い路地裏で渋い焼き鳥屋さんを見つけたので、決心して入店しました。
鉄砲串 https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14001475/
食べログの評価は3.54!大きなのれんをくぐってお店は2階。歴史は感じるけれども店の雰囲気は明るく清潔感もあり、さまざまな日本酒のメニューがお品書きとして筆書きで垂れ下がっていて雰囲気十分。
カウンターに並べられた串焼きの素材は新鮮そうで、中でもレバーがおいしいとのことで早速いろいろと串焼きを頼んでみたところ、どれも文句なしにおいしかったです。
卓上にメニューがないので、興奮せずに心を落ち着け、店内をざっと見渡すのが大事ですね。一見にもやさしいおかみさんとおじさんで、大変満足のいく夜となりました。

さて、鎌倉駅東口に戻り材木座海岸までへ歩いて、まっすぐホテルへ。
その道のりにも古くからの商店街や八百屋さんがあったり、フレッシュネスバーガー、鎌倉女学院の利発そうな女学生たちの通学姿を見かけたり、小倉通りとはまた違ったローカルな雰囲気。

2日目の旅程
材木座海岸を眺めながら朝食
2日目は、「海」に焦点を当てて適当探索していきます。
あまり予定を詰め込まずに、海辺をゆっくり散歩する旅行にする予定でしたが、行き先に江ノ島を追加。何年も婚活で苦戦している身として、江ノ島の縁結びのご利益にあやかります。
まずは期待していたホテルの朝食。新鮮な魚と野菜の定食で、ボリュームも充分で最高の朝ごはんでした。テラス席で早朝の海を眺めながら冷たい風に震えます。


江ノ島散策・江島神社で縁結び祈願
さあ、江ノ電で江ノ島までひとっとびです。
湘南の海沿いを走るレトロ可愛い江ノ電に乗られていると、都会の喧騒を忘れられます。昔ながらの民家が連なる落ち着いた街なかを走るのも、またたまらない。

ホテル最寄りの江ノ電、和田塚駅から江ノ島駅はわずか20分。江ノ島大橋を観光客の方々と一緒にわたります。江ノ島大橋からきれいに富士山が見えてびっくりしました。

さて、鳥居に到着して、階段を上がっていきます。今回はエスカーは使わず、カロリーをどんどん消費。江ノ島水族館や庭園は行かず、江島神社と稚児ヶ淵など、散策メインでゆったりと回ります。

江島神社は、奥津宮、辺津宮、中津宮からなる3社で、肝心の縁結びのご利益があるのは辺津宮です。むすびの樹という御神木に多くのピンクの絵馬がかかり、生まれて初めて絵馬を購入し願いを捧げました。
加えて中津宮は美のご利益があるといわれているそう。こちらもしっかりと参拝。江ノ島は女性にはぴったりのパワースポットですね。


旅行では大事なお昼。伊豆大島、箱根、富士山などが一望でき、江ノ島の海を眺めながら新鮮な海鮮が食べられるという魚見亭さんへ。
魚見亭 https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14000191/
いわゆる昔ながらの観光地の定食屋さんですが、大きな窓から見える絶景だけでなく、店も広々としていて居心地が良く、接客もとても気持ちがよかったです。
生しらす丼を迷わずオーダー。とれたてのしらすはやはり新鮮でした。


会社にたこせんべいのお土産を買って、また駅に戻ります。貧困OLには、たこせんべいほどお土産に最適なものはないと思うんですが、どうでしょうか。
鎌倉高校前『スラムダンク』聖地
お次は、行きの電車から見えたあの絶景、鎌倉高校前駅の景色を目指して、江ノ島からぶらぶらと歩いてみることにします。
鎌倉高校前駅は「関東の駅百選」にも選ばれた絶景駅。目の前の江ノ電の踏切は、名作『スラムダンク』のオープニングを飾る、あの伝説シーンの舞台です。
七里ヶ浜 由比ヶ浜や材木座に比べて砂浜が狭く、海に沿って走る国道134号戦と江ノ電が間近に迫る。ドライブ中のカップルや、波を待つ本格サーファーたちが中心に集まります。billsなどの有名っカフェや、海を一望できるレストランが国道沿いの並び、洗練された湘南カルチャー。
遊泳禁止なエリアが多く、眺める、並に乗るための海で、江ノ島と富士山がセットで見える
遮断機が上がる瞬間に広がる真っ青な七里ヶ浜と江の島を望むパノラマは、アニメをリアルタイムで視聴していた世代なら、主題歌が脳裏に響き、その懐かしさに胸が熱くなること間違いありません。
江ノ島駅からは国道をまっすぐ進めばおおよそ20分ほどで着きました。江ノ電を狙った撮り鉄の方が数人道に身構えていたので、どこが撮影スポットなのかわかりやすかったです。私も江ノ電が通るところをすかさず見計らってしっかりと撮影。

この絶景を毎日眺めながら青春を送るっていうのは、どういうものなんでしょう。聞くところによると、のどかな江ノ電と美しい景色にほうけてしまう、鎌ボケという言葉が存在するらしい。
七里ヶ浜〜稲村ヶ崎ぶらり散歩
そこからさらに進んで、稲村ヶ崎に向かいます。おなかが空いたので、ガイドブックで目をつけていた国道沿いの老舗イタリア料理屋さんに。
タベルナ ロンディーノ https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14000582/
お店探しのこだわりのオーシャンビューは、窓からですが眺めながら食べることができました。
ガイドブックで推されていたイカスミパスタとスパークリングワインをグラスで。創立は1980年らしく、老舗らしい落ち着いた雰囲気の店内と味わい深い味の料理でした。


稲村ヶ崎 由比ヶ浜と七里ヶ浜の中間に位置した、海に突き出た岬。海水浴場ではなく、切り立った崖に海が打ちひしがれるている。写真愛好家や夕日を待つカップル、散歩する地元民が集まります。岩場や磯が多く、磯遊びが楽しめる。

稲村ヶ崎はサーファーの聖地としか知らなかったのですが、国道沿いを更に歩いてびっくり。
なんと、稲村ヶ崎公園という公園から、富士山がデカデカと臨めるではないですか。これがまた、息を飲むほどの絶景。宇多川広重、葛飾北斎も描いたという古くから知られた名所でした。かながわ景勝50選のひとつとのこと。


日も落ち風も吹いてきたので、しばし感動にひたったあとは、稲村ヶ崎温泉に行ってみることにしました。
稲村ヶ崎公園から国道を挟んですぐの場所にあるこの温泉。湯に浸かりながら、富士山をフレームレスな窓で存分に堪能できました。
稲村ヶ崎温泉 https://www.inamuragasaki-onsen.jp/
お値段は、入浴で1,500円、レンタルタオルセットは520円とお高め。5分ほどで行ける裏手にあったセブンイレブンで簡易タオルを買ってやり過ごします。
館内はかなり新しく、露天風呂あり、サウナは追加料金なしです。泉質はかなりとろみがあるタイプでした。日が沈む中の富士山の景色を存分に堪能して、サウナで整い稲村ヶ崎をあとにしました。
3日目の旅程
由比ヶ浜でくつろぎ
さて、最終日も寒風に吹かれながらテラス席で朝食をしっかりといただきます。
朝の海は本当に見ていて気持ちがいいです。犬の散歩をする人や、ウインドサーフインを楽しむ人が朝から何組も。ゆったりと時間が流れます。
この日の午前中は由比ヶ浜まで歩いてぼーっとすると決めていて、早々にチェックアウト。まっすぐ国道を歩いて由比ヶ浜へと歩きます。18分ほどで着きました。
由比ヶ浜海岸 鎌倉駅から最も近く、観光客に人気の高いメインビーチ。夏は海の家が立ち並び、カップルからファミリー層まで幅広く訪れる。遠浅で波が穏やかなため、海水浴向き
オンシーズンだったらサーファーの溜まり場であろうベンチを発見し、そこでただただ海を見つめます。
由比ヶ浜の波は穏やかで、あまりに日々の生活と時間の流れが違って、しみじみと感動してしまいました。近々の夏、半月ぐらいステイしてみたいなあと思いました。近隣に豪邸が並ぶ理由が分かります。


高徳院にて大仏様を拝む
後ろ髪を引かれながらも、最終日の午後はついに仏閣巡り。長谷まで向かいます。由比ヶ浜駅から江ノ電に乗り、長谷駅までわずか1駅、2分で着きます。筆者は由比ガ浜通りを歩き、15分程度で着きました。
まずは、高徳院にて国宝の大仏様を拝みます。緑に囲まれて由比ヶ浜を見下ろす大仏様の顔は穏やか。

長谷寺で紅葉鑑賞
そこからは長谷寺へ移動。梅雨にはお寺へ向かうまでの階段沿いに紫陽花が連なることで有名なお寺です。11月はささやかな紅葉が綺麗でした。


観音堂の前には小さい売店があり、見晴台には休憩所が設置。鎌倉の街と海を一望できます。この日は晴天で、穏やかで清々しい空気が広がります。
そんな中、売店で売ってる鎌倉ビールを飲んでる人がちらほらいたので、私もすかさず購入。
北鎌倉の円覚寺へ
さあ、旅も終盤。最後に紅葉を見に、北鎌倉へと向かいます。北鎌倉駅は鎌倉駅に比べて小さいですが、コインロッカーがあって助かりました。
まずは駅から降りて、踏切を渡ってすぐにある円覚寺へ。円覚寺は、鎌倉五山で建長寺に次ぐ第二位の格式を持つ禅寺。とはいえ序列というより、それぞれに異なる魅力を持った双璧のような存在です。
禅宗道場の質実剛健な雰囲気の中で折々の様相を見せる木々は、心に静かな感動を与えてくれました。


紅葉のメッカ明月院
お次は歩いて鎌倉の紅葉のメッカ・明月院へ。
参道から枯山水庭園、本堂後庭園まで様々な種類の木々や植物が生えていて、ゆっくりと鑑賞できる優美な造りになっています。


後庭園の「悟りの窓」からのぞく紅葉をしっかりと抑えます。特別期間以外は非公開です。
わびさびの精神が伝わり、日本の庭園の素晴らしいを認識。日本人にはお茶じゃろがい。そうこうしている間に、お寺が閉まる時間が近づいてきています。
北鎌倉は活気のある鎌倉駅周辺とは違って緑の中で静かな落ち着き。時間が穏やかに流れていきます。

禅道の建長寺へ
欲張りに北鎌倉でもう1軒。明月院からさらに南に下った位置にある、鎌倉随一の禅宗寺院・建長寺にも参拝しました。徒歩で10分ほどです。
建長寺は門が大きく、無骨ですが洗練された木造のみで造られた仏閣です。その信仰心と志の強さが伝わってきます。


現在は修行道場にて、一般でも坐禅が可能。私が行った時は無人でしたが、道場を覗いただけでも、ここで座禅を組めば雑念を振り払うことができるかもしれない…と感じました。
そんな道場の前にあった金言がこちら。

うーん、やはり仏様は優しいです。
まとめ
これにて貧困OLの2泊3日のまったり湘南・鎌倉の旅は終了です。
宿泊費、食事代、交通費、参拝料などを諸々含めて、かかった金額はおよそ2万円強あまり。
お金がないないと言っても、こんなに気軽に行けてゆったりとした非日常を感じられる場所があるなんて、恵まれています。
私は本当に今年こそは、湘南の海でビールを飲みながら時々海に入るような休日を一緒に過ごせる伴侶を見つけます。
何度決意を新たにしてもネバーギブアップ、だって、諦めたら試合終了でしょ?凍てついていく時をぶち壊したい。(『スラムダンク』読み直しました)
結論、独身ひとり旅に湘南・鎌倉は最高です。

