20年間の縮毛矯正ライフにピリオド!天然パーマ寄りの強くせ毛女がやめた方法とは?

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どうも、こんにちは!サニー柴本です。

世の中、憧れのアイドルもドラマの中や漫画の中のヒロインもサラサラのストレートヘア。モテる方法?黒髪、茶髪問わずツヤツヤの天使の輪が頭上にあればオールOK!枝毛のない清潔感のある髪さえあれば大丈夫

そんなことを言われても、試行錯誤した結果、傷んでしまったキューティクルもくそもないくせ毛はどうすればいいんだ…。

筆者は生まれた直後からツヨツヨのくせ毛。くせ毛の中でも幼少期は直毛で大人になるにつれくせ毛になった人など、その種別は様々かと思います。

そんな多様性のあるくせ毛について今回は掘り下げていき、筆者がどう縮毛矯正のスパイラルから脱したかをご紹介していきたいと思います。

※前置きが長いので方法のみ知りたい方は目次4からお読みください!

サニー柴本
サニー柴本

この自画像を描いた時はバチバチに縮毛矯正をかけてロングヘアにしてましたね…
筆者は波型のくせ毛タイプですので、ご了承ください!

くせ毛の原因と種類を解剖!

くせ毛は遺伝なのか、後天性なのか?結論からいうと、どちらも見受けられるようです。

遺伝によるくせ毛は、髪内部の水分バランスの偏り、毛根の形がもともと曲がっていることが原因だと考えられています。

くせ毛の人と直毛の人の髪の毛の断面図を見比べると、直毛の人は綺麗な丸になっているのに対して、くせ毛の人は縦長に長くなり、細胞の中でタンパク質と水分の分布のしかたに違いがあることがわかります。

くせ毛の人は髪の毛の一部分だけが水分を多く含んで膨張し、髪の毛に動きが生まれます。また、そもそも毛穴が曲がっていると、空気に触れ酸化されたときにうねった形になってしまいます。

くせ毛は優性遺伝のため、両親の1人がくせ毛だと遺伝する確率が高くなります。

後天性でくせ毛になる原因は頭皮の環境の悪化で毛穴の形が変わってしまったことや、生活習慣の乱れやダメージにより髪の内部の水分やタンパク質が減少してしまったことが挙げられます。

また、ホルモンバランスの変化により髪質が硬くなったり、柔らかくなったり、直毛からくせ毛になることはよく散見されます。

くせ毛の形状もさまざまで、波状毛というウェーブのような波型のくせ毛、捻転毛という部分的に捻れている不規則なくせ毛、縮毛というチリチリした状態のくせ毛、連珠毛という数珠のように太い部分と細い部分が交互に連なっているくせ毛があります。

強くせ毛女が長年していた対策法!

筆者のくせ毛は波状毛タイプで髪の量は多く太く、まるで髪の上に大海原があるようです。そんな筆者が長年対策してきた方法は下記の3つです。

①地肌ケアとシャンプーに時間とお金をかける!

髪の洗い方に気をつけシャンプーをくせ毛に適したものにすることで、くせのおさまりが全然違ったものになっていきます。

まず髪をシャワーで2分前後じっくりとすすぎ、地肌、髪全体をしっかりと濡らし汚れを落とします。シャンプーはできるだけ手で泡立ててからしっかりと指の腹を使って頭皮マッサージをするように洗っていきます。

くせ毛の悪化する原因となる毛穴のつまりやたるみをダメージを与えずに取り、植物オイルなどの頭皮ケア成分が入っているくせ毛用のシャンプーを使い地肌を整えることで、くせの質感が良くなり、まとまっていきます。

個人的には、ノンシリコンシャンプーを使ったことでより頭皮の状態が改善されたと感じます。トリートメントも同じラインで、髪に潤いを補完すればOK。

やはり、本気でくせ毛に悩んでいる人はお金をかけてもサロン用の商品を使う方がいいと思います。今はAmazonなどで詰替用が個人でもお得に買えるので、試行錯誤して自分に合うシャンプーを見つけていきました。

\私のルーティーンはこれ!ドライヤーの時間が短縮されたような気がします/

②髪の乾かし方にこだわる!

どの美容室でもくせ毛の相談をすると教えてくれるのが、髪の乾かし方です。

まず洗い流さないトリートメントは何かしらつけ、髪を洗った後はなるべく早く乾かします。上斜め45度の角度で髪の根元にドライヤーをあてながらくせを伸ばすようにひっぱり髪を乾かしていきます。

根元に高いところからドライヤーをあてることで、髪の表面にあるキューティクルを整えながら乾かすことができます。仕上げとして、前髪など髪のうねりが特に気になるところはくせの流れと反対側に髪の毛を持っていき、ドライヤーをあてるとくせが落ち着いてくれます。

筆者は髪を乾かすのが面倒で嫌いなのですが、この乾かし方で翌日のくせ毛の状態が全く変わるので必須で行っています。今はドライヤーを固定してくれるドライヤースタンド、クリップのようなものもあるので、有効活用してもいいかもしれません!

③なんといっても縮毛矯正!

①②の対策はくせがおさまりまとまりが良くなる程度で、くせが直毛の人のようになることはほぼありません。ブロー、アイロンなどのヘアセットも汗や湿気に左右されてしまうので、やはりくせ毛界の最高のソリューション、縮毛矯正を思春期の頃から継続的に年に3回はかけにいっていました。

最初は長年の悩みが別次元で解消され、直毛の人をも凌ぐサラサラ、ツルツルの髪を手に入れることができ最高な気分でいたのですが、何度もかけるうちに下記のようなデメリットを強く感じるようになっていきました。

縮毛矯正のデメリットとは?
  • 費用がかかりすぎる
  • 時間がかかりすぎる
  • ダメージがかかりすぎる
  • 生えてきた根元のくせが気になる
  • 独特の真っ直ぐさが出る

縮毛矯正施術は安くても2万前後で、3〜4時間ほどかかります。シャンプー→薬剤をつける→シャンプー→ドライヤー→アイロン→薬剤をつける→シャンプー、トリートメント→ドライヤーという気の遠くなるような工程があり、まず薬剤で髪の結合を切断して柔らかな髪の状態を作り、アイロンで熱を加えて髪の毛を真っ直ぐにし、最後に別の薬剤で髪を再び結合します。この時間とお金があれば名古屋は余裕で行けるな…と美容師の方とお話ししている間にふと思ってしまうほど、体感時間も長いです。

髪は1か月で大体1センチは伸びるといわれているので、3か月もすれば根元から伸びているもともとの縮毛の毛と縮毛矯正によるハイパーストレートな髪の対比が目立ち過ぎてしまい、3か月に1回のサイクルで施術を受けるサイクルになっていき、頻度も少なくはありません。

現在は薬剤、技術の進化によりダメージレスな施術が可能になってきていると思うのですが、工程は変わらないので薬剤やアイロンが髪に大きく負担をかけることは変わりません

筆者は髪のダメージは枝毛、切れ毛なんていうものではなく、なんとなく毛先がベタベタし、ひっぱるとゴムのように伸びる、ホラーのようなポーラス毛という域まで達していました。(薬液の過剰反応で毛髪内部がぐちゃぐちゃ、すかすかになった毛をポーラス毛、ビビリ毛と呼ぶようです)

また、ヘアアレンジをしてみたいと思っても、薬剤によって伸ばされた縮毛矯正による独特の真っ直ぐさによって垢抜けない感じがしてしまう時があります

こちらも現在は十分に柔らかい質感を出せる施術方法が生まれているとは思うのですが、年齢が高くなるにつれ、だんだんと縮毛矯正をやめる方法はないかな…という思考になっていきました。

\お風呂上がりのヘアドライ前にひと吹きするだけ!まとまりあるサラツヤ髪を目指せる手軽で簡単なミスト♪/

くせ毛×ハイライトで、さらば縮毛矯正!

縮毛矯正を長年かけ続けていた筆者は、ブリーチは禁じ手。たまにはハイカラーで夏を楽しみたいな…浜崎あゆみ、ブリトニー・スピアーズみたいなブロンドなんてどう!?という衝動にどんなに駆られたとしても、ハイダメージのリスクを頑なに避けていました。

ちょうど、前述で感じた縮毛矯正のモヤモヤから、カラー、カットを駆使してどうにかくせ毛を生かせないかと様々な髪型のモデルを探していたところ、下記の写真に目が止まりました。

そう、筆者が縮毛矯正をやめた方法とは、くせ毛を生かしてハイライトを入れるなのです。

これなら縮毛矯正をせずとも、ベースにカラーを入れその上にハイライトを細くのせれば、ブリーチによるダメージを少ない範囲にとどめくせを生かしたオシャレな髪型になるのでは!と、すぐさまカラーを専門をする美容室を予約。

その時はショートカットにしたばかりで縮毛矯正はほぼとれてしまっていたので、ウネウネとした地毛の状態で準備は万端。美容師の方にはなかなかのくせ毛だねーと言われ、いつものように好ましい反応ではないんだろうな…と思っていたら、まさかの格好いいじゃない!というお褒めの言葉をいただき、令和になっての多様性を感じました。

カラー専門の美容師さんは人気のハイライトには慣れっこ。可愛く馴染むと思いますよ!の一言で、波型のくせ毛のベースを落ち着いたブラウンに染め、ハイライトは大胆に2段階は違うトーンにしてしっかりコントラストを出しつつも、面積は細めに細かく入れて髪を軽く、ボリュームが抑えて見える髪型にしてくれました。

念願のハイライトでブリーチに挑戦しつつも、地毛を生かしてナチュラルに、しかし遊び心のある髪型になれるなんて、生きていてよかった…。

縮毛矯正をやめてバージンの髪になったからといって、フルでブリーチをかけてしまうともともと傷みやすいくせ毛には負担がかかりますし、くせがそのまま出るよりはハイライトでぼかしてあげた方が波型のくせには合っている気がします。

セットはヘアアイロンを気になるところに少しあてつつも、基本的にはヘアオイルを揉み込んでウェット感を出しながら、オシャレに見せるように立体感を出してくせ毛を生かしていく形。ブローの時間も減り、時短にもつながりました

鏡を見ると、ふとストレートヘアだった自分を懐かしく思う時もありますが、なぜかもう一度縮毛矯正をかける気にはなりませんでした。やはり時間とお金がかかるというデメリットの方が大きく感じてしまっています

くせの種類や度合いは人によって様々ですが、ストレートヘアの髪型に囚われず自分に合ったスタイルを探せば、自分だけのオリジナルが見つかるかもしれません。

くせ毛の方は、ぜひハイライトにチャレンジしてみてください!

『凪のお暇』の主人公・凪ちゃんも、毎日アイロンで伸ばしていたストレートヘアからくるくる天パに戻しましたよね!

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