諏訪湖の神秘的な魅力〜諏訪湖でゆっくり夏休み旅行をしよう!【上諏訪と下諏訪】

国内旅行/旅行
  1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 諏訪湖の神秘的な魅力〜諏訪湖でゆっくり夏休み旅行をしよう!【上諏訪と下諏訪】

本記事は広告を掲載しています

どうも!信州が大好きなサニー柴本です。

信州は、北信・東信・中信・南信の4つのエリアに分かれ、それぞれ異なる魅力を持っています。諏訪湖は南信エリアです。

サニー柴本
サニー柴本

信州=信濃国に由来する長野県の別名!

たまたま見開きページほどの観光パンフレットを役所で見つけ、夏休みに行ってみることに。その結果、想像していた以上に見どころが満載で、奥の深い場所でした。

今回は、実際に訪れた諏訪湖周辺の魅力をご紹介します。

長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖は、豊かな自然と歴史、そしてものづくり文化が融合した、信州を代表する湖です。

古くから諏訪大社を巡る信仰の聖地として崇められ、かつては製糸業や「東洋のスイス」と呼ばれる精密機械産業を支える水資源として地域の繁栄を牽引。

現在では四季折々のアクティビティや温泉、美術館が集う信州有数の観光拠点となっています。

東京からアクセスしやすい

遠出したくともなかなか時間がない社会人生活。諏訪は首都圏から比較的アクセスしやすく、中央自動車道を利用すれば東京から車で約2時間半ほど。電車でも新宿から特急「あずさ」でアクセスできます。

都会からそれほど離れずに、山々に囲まれた湖や温泉、歴史ある街並みを楽しめるのが魅力です。

大きすぎず、巡りやすい湖

諏訪湖の面積は約13平方キロメートルで、東京ディズニーリゾート約13個分に相当します。

湖畔を一周するサイクリングロードも整備されており、車や自転車で周辺を巡りやすいサイズ感。広大な自然を感じられるけれど、観光地同士の距離が遠過ぎないというのが、諏訪湖旅行の魅力です。

自然と神秘的な歴史

諏訪湖の周辺には、全国に広がる諏訪信仰の中心である諏訪大社があります。

諏訪大社は上社・下社に分かれ、本宮、前宮、秋宮、春宮の4社からなります。古くから山焼きなどの自然そのものを神聖なものとして祀ってきた、独特の信仰文化が残されています。

冬には湖面が凍結し、氷が大きくせり上がる「御神渡り」という自然現象が知られています。

かつては諏訪大社の神様が湖を渡ったあととする伝説と結びつけられ、諏訪湖ならではの神秘的な文化として語り継がれてきました。

また、標高約759mの諏訪湖は周囲を山々に囲まれているため、季節や時間帯によって様々な表情を見せます。

早朝の霧、静かな湖面、山々を映す水面、冬の凍った湖。湖そのものを眺めているだけでも、どこか神秘的な気分にさせられます。

グルメから温泉までコンパクトに楽しめる

諏訪湖周辺には、信州そばやうなぎ、ワカサギ料理、ハルピンラーメンなど、ご当地グルメも充実しています。

さらに、上諏訪には複数の酒造が集まり、下諏訪には昔ながらの共同浴場が残っています。

湖、温泉、グルメ、歴史、自然と、これらが比較的コンパクトな範囲にまとまっているため、短い旅行でも色々な楽しみ方ができるのが諏訪湖の魅力です。

湖でアクティビティ

穏やかな湖面を活かしたカヤックなどのマリンアクティビティを楽しめます。

筆者も実際にカヤックを体験。最初にしっかりとレクチャーを受けるので、初心者でも安心して楽しめました。

初めはガイドと一緒に湖上を進み、湖に浮かぶ初島を目指し、諏訪湖の歴史などを教えてくれます。ガイドの方は神奈川から諏訪湖に惚れて移住してきたそう。

その後は30分ほど自由時間が設けられ、フリーコースで各々巡ります。一眼レフで湖上での写真を撮るサービスなども実施していて、大満足のツアーでした。

そのほかにも、遊覧船クルーズや水陸両用バスなど、手軽に湖上の景色を楽しめるアクティビティがあります。

サイクリング

諏訪湖の周囲にはサイクリングロードが完備されています。

上諏訪駅や岡谷駅周辺の観光案内所などでレンタルリサイクルを利用でき、湖畔の足湯やカフェ、美術館などに立ち寄りながら一周するのもおすすめです。

筆者がお世話になった「Activity Base Cogue」さん

ワカサギ釣り

冬の諏訪湖では、ワカサギ釣りも人気。暖房やトイレが備えられたドーム船もあり、初心者や家族連れでも楽しみやすいのが特徴です。

立石公園

諏訪湖を一望できる絶景スポットとして有名なのが、上諏訪エリアの高台にある立石公園です。

標高約930mに位置し、眼下には諏訪湖と街並み、さらに遠くの山々まで見渡せます。

アニメ映画『君の名は。』に登場する「糸守湖」の風景のモデル一つとされ、聖地巡礼スポットとしても知られています。

筆者も訪れましたが、高台にあるとは知らず、車で急勾配の坂道を登っていくのでヒヤヒヤものでした。

頂上から見た景色はまさに絶景。夕日が有名ですが、昼夜違った景色を見せるため、2回に分けていくのも手かもしれません。「日本夜景遺産」や「夜景100選」にも認定されています。

湖畔の花火大会

諏訪湖は日本でも有数の花火の名所として知られています。

毎年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」は、湖上を舞台にした大規模花火大会。湖面いっぱいに広がる水上スターマインなど、諏訪湖ならではの迫力ある花火を楽しめます。

また、夏休み期間には毎夜15分間「諏訪湖サマーナイト花火」が開催され、混雑する大規模な花火大会とは違い、湖畔からゆったりと花火を眺めることができます。

立石公園も花火の絶景スポット

諏訪大社4社巡り

諏訪湖周辺を訪れたら必ず足を運びたいのが諏訪大社です。諏訪大社は、上社の本宮・前宮、下社の秋宮・春宮という4つのお宮から構成されています。

上社

上社では、諏訪信仰の中心となる建御名方神(タケミナカタノカミ)を祀っています。

本宮は上社の中心となるお宮で、重厚な社殿や参道が印象的です。

前宮は諏訪信仰の発祥地とされ、4社の中で唯一、本殿があります。周囲には清らかな水眼川が流れ、御柱を間近で見ることができます。

下社

下社では、八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)を中心に祀っています。

秋宮は旧中山道と甲州街道の交差点近くに位置し、華やかな建造と彫刻が見どころ。大きなしめ縄が掲げられた神楽殿や、青銅製として日本最大級とされる狛犬も見応えがあります。

春宮は秋宮と同じ建築構造を持ちながら、より静かで素朴な雰囲気です。近くには岡本太郎も絶賛した「万治の石仏」があります。

4社すべての御朱印をいただくと、最後のお宮で記念品受け取ることができるのも、御朱印好きとしてはまりません。私が訪れた2026年はステッカーでした。

諏訪湖をベンチで眺望

諏訪湖周辺には座りやすいベンチや芝生があり、ゆったりと諏訪湖を眺めることができます。

子供たちが芝生を駆けめぐり、夕陽を待つカップルがベンチで語り合う中、芝生に1人で寝っ転がり携帯を眺める人もいました。

諏訪湖の神秘的な美しさと自然豊かさが、人々の生活に溶け込み、笑顔を作っているのだなとこの土地の魅力を感じる一面です。

おすすめ複合施設「くらすわ諏訪本店」…
1階がショップ、ベーカリー、カフェ、2階がレストランになっていて、屋上のテーブル席からは諏訪湖を見渡すことができる。トンビには要注意
▶︎公式HP:https://www.clasuwa.jp/shops/suwa/

諏訪湖周辺は上諏訪と下諏訪の2つの地域に分かれていて、隣り合いながらも異なる歴史背景と街の雰囲気を持ちます。

上諏訪

上諏訪は諏訪湖東側に位置し、温泉街やホテル、旅館が集まる観光の拠点。

湖畔を散策したり、酒蔵を巡ったりと観光スポットを効率よく巡ることができます。立石公園があるのも上諏訪です。

上諏訪駅からほど近い街道沿いには、「諏訪五蔵」と呼ばれる5軒の酒蔵(舞姫、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、伊東酒造、宮坂醸造)が集まり、酒造巡りを楽しむことができます。

オリジナルショットグラスと試飲パスポートがセットになった「ごくらくセット」を購入すれば、5軒の酒で試飲が可能です。

また、JR上諏訪駅には昔ながらの飲み屋街が残っています。筆者が訪れた西口に末広の小路には、レトロなスナックや居酒屋が並び、旅先で地元の大衆居酒屋を楽しみたい人にはたまらない雰囲気でした。

下諏訪

一方の下諏訪は、街道文化とレトロな情緒残る歴史の街です。

中山道と甲州街道が唯一合流する「諏訪御宿」として栄えた歴史を持ち、当時の面影を残す建造物や格子戸が連なる静かな路地があり、タイムスリップしたような風情溢れる散策を楽しめます。

中山道…江戸(日本橋)と京都(三条大橋)を内陸・山間経由で結ぶ街道。全長約534km、宿場数は67箇所。
甲州街道…江戸から甲府を経て、長野県の下諏訪で中山道に合流する街道。全長約220km、宿場数は44箇所。現在の国道20号やJR中央線とほぼ重なるルート

筆者は下諏訪の「御宿まるや」に泊まりました。江戸時代の元禄2年頃に創業、大名や公家などが使用する最上級の宿である本陣(宿)を補助する「脇本陣」を務めていた歴史のある宿です。

現在の建物は古文書などのもと、江戸時代の旅籠建築を復元したもの。迎え入れるのは1日3組限定で、下諏訪温泉の源泉掛け流しを貸切で楽しむことができました。

\じゃらんで御宿まるやを宿泊予約♪/

下社秋宮・春宮結ぶ参道沿いは、観光地化されすぎていない落ち着いた情緒があります。

上諏訪駅と下諏訪駅はJR中央本線で1駅で、電車であれば数分で移動が可能。両方を組み合わせ観光するのもおすすめです。

上諏訪・下諏訪の温泉

上諏訪と下諏訪はどちらも歴史のある温泉地。上諏訪温泉は湖畔を中心に大型温泉街が立ち並びます。一方、下諏訪温泉は宿場町の中に温泉が溶け込み、木造の歴史ある旅籠屋や小規模な民宿が中心です。

片倉館

上諏訪にあり、シルク製糸業で栄えた片倉財閥が地域住民のための福利厚生施設として昭和3年に建設した洋風建築。

大浴場「千人風呂」は、深さ1.1mもある大きな浴槽が特徴です。映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地としても広く知られています。

下諏訪の公衆浴場

下諏訪には「菅野温泉」「旦過の湯」「遊泉ハウス児湯」など、昔ながらの公衆浴場が点在しています。いくつも点在しています。

朝早くから(朝5:30〜6:00頃〜)営業、入浴料が300円の場所もあり、地元の人が日常的に利用する町の温泉です。ただし、源泉温度はかなり熱めのお湯も多いので、熱い温泉が苦手な人は要注意。

筆者は熱いお湯が得意ではなく、温度の熱さで内湯が分けられているという「旦過の湯」に。露天風呂もあり、温度も熱すぎずゆったりと浸かることができました。

熱めの内湯も挑戦しましたが、旅の疲れが吹き飛びいいものです。ああ、こんな温泉を日常的に楽しめる人生、羨ましい…。

旦過の湯…https://shimosuwaonsen.jp/spa/5044/

諏訪湖周辺は、ご当地グルメも充実しています。

信州そば

諏訪湖周辺は清涼な水と澄んだ空気に育まれ、全国的にも名高い蕎麦処です。

行列のできる上諏訪の名店「手打ちそば更科」

うなぎ

長野県でも有数のうなぎの街で、関東風のふっくらとした仕上がりと、関西風のジューシーな焼き上がりの両方の名店が存在します。

「やなのうなぎ観光荘」にある長ネギとわさびを合わせて食べる絶品「やなまぶし丼」

ハルピンラーメン

諏訪のご当地ラーメンとして知られるのがハルピンラーメンです。

味噌ラーメンのような見た目ながら、味噌とも醤油ともいいきれないニンニク、唐辛子などの各種スパイスを数年間じっくり熟成させたスープが特徴。

諏訪湖でしか食べられないので、個人的には一番印象深かったです。

屋号も「ハルピンラーメン」で、複数の店舗を展開。筆者はねぎをトッピング

諏訪湖周辺は、観光地であると同時に、日本を代表するものづくりの地域でもあります。

明治から大正期にかけて豊富な水資源に支えられ製糸業が盛んになり、岡谷・諏訪湖周辺は日本有数の製糸産業の拠点として発展しました。その後、戦時中の工場疎開などをきかっけに、不純物の少ない水が不可欠な精密機械産業が発達します。

時計製造などで培われた精密加工技術は、カメラやオルゴール、プリンターなどへと発展し、現在の精密工業につながっています。

霧ヶ峰

上諏訪からさらに標高を上げると、標高約1,500m〜1,900mの霧ケ峰高原が広がります。

その名の通り霧が発生しやすい場所で、八島ヶ原湿原・車山湿原・踊場湿原などの高層湿原が見どころです。霧が立ち込めた湿原は幻想的で、諏訪湖畔とは違う自然を感じることができます。

また茅野市から美ヶ原高原までを結ぶ、全長約76kmの観光道路ビーナスラインを通って南・中央・北アルプスなどの山々の景色を楽しめます。ドライブだけでなく、途中で車を止めて散策するのもおすすめです。

筆者は八島ヶ原湿原に。高地の花木を楽しみながら、小道を散策することができました。

高島城

諏訪市街地にある高島城は、「続日本100名城」に選ばれています。

築城当初は諏訪湖の水が城郭の近くまで迫り、湖上に浮かんでいるように見えたことから、浮城と呼ばれていました。現在は天守閣などが復元され、場内から諏訪の街並みを眺めることができます。

北澤美術館

諏訪湖半には美術館も集まり、中でも北澤美術館は、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行したアール・ヌーヴォーのガラス工芸を中心に収蔵しているのが特色です。

エミール・ガレやドーム兄弟などの作品を鑑賞でき、2階には日本画の展示も。1階にあるミュージアムショップでは、新進気鋭のガラス作家の作品も販売されています。

諏訪湖周辺は、上諏訪には温泉街や酒蔵、下諏訪には中山道と甲州街道が交わった宿場町の面影があり、見どころの多い観光地です。

少し足を延ばせば、諏訪大社や霧ヶ峰、歴史ある建物や美術館にも出会うことができます。

季節や時間帯によって表情を変える諏訪湖は、ただ時間を気にせず眺めているだけでも、十分に価値があります。皆さんもぜひ、夏休みに旅行してみてください!