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どうも!YouTube漬けの日々を送っておりますサニー柴本です。
YouTubeは動画を見ながらいろいろな人のコメントが読めて、時には新たな知見を得られるのが楽しいですよね。
先日、ラッパーKohhの記事を書くために動画をチェックしていた際、コメント欄が英語のコメントで埋め尽くされて、改めて海外リスナーの多さを見せつけられました。
そこで今回は、海外から注目されているアーティストに寄せられた熱いコメントを紹介していきたいと思います。
Contents
Kohh
Kohh is such a breath of fresh air for me. All of his beats are great, his lyrics are good, he’s modest, he’s got mad style, and he seems like a nice guy. He smiles a lot and is always surrounded by other nice looking people. He’s definitely not the Japanese version of an American rapper. He’s doing his own thing, and it seems to be working just great.
Kohhは新鮮な存在 全てのビートは素晴らしいし、詩もいい、それでいて礼儀正しく、ヤバいスタイルを持ってる気の良さそうな男 よく笑うし、周りにいる人たちもカッコいい 彼は間違いなく和製アメリカンラッパーではない 彼しかできないことをしていて、それが素晴らしいものになっているようだ
Dope! beats with the flow smoothly now that’s killer bro. Shout out from Chicago!
ドープ!フロウ、ビートがスムースで、最高 シカゴから叫ぶ!
I feel like the Japanese language automatically makes your flow sick!
日本語であることがフロウをヤバくさせてるように感じる
insane flow
ヤバいフロウ
なんとも熱いコメントがさまざまな国から寄せられてました。Kohhの日本語ラップの新しさに、とにかく興奮冷めやらぬというようにコメントが多く寄せられています。VICEで紹介されたYouTubeを見てから音楽をチェックしにきた人などで、彼のスタイルそのものを新しく感じていた人もみられました。
しかし、「dope」、「insane」はとりわけヒップホップの曲のコメント欄ではよく見ます。
どちらも、「かっこいい」「最高」「ヤバい」というニュアンスの意味で、dopeの語源は薬やドラッグを利用する際に使われる「doping」、「insane」は「sane」=「正気の、分別がある」という意味の形容詞の否定形です。
「killer」の意味も同様に「ヤバい」という意味です。ストリートカルチャーの最先端をいくヒップホップリスナーのコメントを見ると、はやりのスラングを知ることができます。
toe
2000年に結成されてから長らく国内外で支持され、積極的に海外でのライブ活動を行う、日本が誇るポストロックバンド・toe。
人気曲『グッドバイ』の動画や、ライブ映像などの動画に寄せられる海外からのコメントは、どれも熱いものです。
I can’t say enough good things about these men. You all need to come back to LA, YOU NEED, to come back to LA.
このバンドに値する称賛をうまくいい表せられない 彼らは必ずLAに再訪してほしい
Went from Mexico to Los Angeles to see them on this very tour, I still get goosebumps just listening to the video. Will do it again
メキシコからロサンゼルスに彼らを見にこのツアーに行った いまだにこのライブ映像を見ると鳥肌が立つ
メキシコからLAにライブを見に行くとは、よほどのものですよね。
多くの楽器を使って時に激しく、時に静かに演奏されるインスト曲の数々。
特に音源とライブにギャップがあることがtoeの魅力の1つで、その熱量のある演奏は見るものの心に複雑に繊細に訴えかけます。
「鳥肌が立つ」という意味の「get goosebumps」という、なかなか日本では馴染みのない英単語がみられました。
Lucie, Too
宇都宮出身のガールズバンド・Lucie, Too。
メンバーが20代前半とフレッシュなスリーピースバンドで、ガーリーな雰囲気をして、彼女たちが好むのはオルタナロック、ポストロックなど、作り込んだ音楽。
柔らかいボーカルと、うなるベース、固めのドラムがいいグルーブを生み出しています。
歌詞は日本語にも関わらず、人気曲『Lucky』の動画のコメントはほとんどが英語。
YouTubeのアルゴリズムでおすすめに出てきてチェックした人が多いようです。
A cool bunch of ladies making an awesome song. Just wish it was longer. I might even have to make my own extended version. Besides, there’s just something about that lead singer. 😎
このクールな彼女たちは素晴らしい曲を作っている もっと曲が長ければと思う 自分でロングバージョンを作るべきとさえ思う このリードシンガーには何か惹きつけられるものがある
This is freaking cute holy shitttttt omgggg
最高に可愛い!なんてこった!
as soon as i heard the first few chords i knew i was gonna like this song
始めのコードを聞いた時から、この曲を好きになるとわかっていた
「freaking」や「holly shit」も思いを強調する単語で、海外ドラマなどでもよく聞く表現ですね。
『Lucky』はイントロのアップテンポでエネルギッシュでロックなコード進行が印象的です。
そんなサウンドの中でのガーリーでフラットなボーカルが注目されているように感じます。
世界から注目されているからといってそのアーティストの真価が計れるわけではないですが、異文化の人たちからも評価を得られるというのはすごいことですよね。
逆輸入的に海外の人たちから日本のいいアーティストを教えてもらえることもあり、異文化交流ができて面白い。
やはり音楽は国境関係なく、人の本質に訴えかけるものなのでしょう。